新入社員
2008/04/07
久々の登板(当番)早野です

この季節になるとそこかしこに見かける新入社員と思しき若者たちの姿・・・

着慣れないスーツのせいか、抜けきれない学生気分のせいか、はたまた埋まらないピアスの穴のせいか(笑)一発でわかりますよね。

かくいう私も17年前に新入社員でした、振り返れば入社一日前に床屋さんで長い髪をバッサリいったのが昨日のようです・・・?いや、さすがに昨日ってことはないな。

その時に床屋さんの有線で流れていたのが荒井由美さんの「卒業写真」でした、これホント!作り話じゃないです。

当時、右も左もわからないまま、さりとて早く自分のことをわかってもらいたいという焦りで、毎日が苦痛だったのを覚えています。

まぁ、これは後から振り返ってみると笑っちゃうくらいのことですが、その渦中にいる時分はもがっきぱなし・・・、「時間が解決する」の典型例ですよね。

当時、講談社さんの「モーニング」という週刊誌に連載されてる「宮本から君へ」という漫画がありました、文具メーカーの新入社員「宮本君」の奮闘ぶりが描かれてる訳ですが、随分その頃はこの漫画に励まされました、先日、ブックオフで全巻発見して大人買いしちゃいましたよ。

物事にはTPOがありますが、新入社員は新入社員らしさがウリであり格好良いと思います。

当時、ベテラン社員や幹部、役員を見て「ああ、格好いいなぁ、早くこんな風になりたいなぁ」なんて思ったものでしたが、新入社員らしい「素直さ」や「ひたむきさ」「一所懸命さ」を武器に、前へ前へと突き進み、分らないことがあれば素直に教えを乞い、与えられた目標や自ら創り出した使命に、一所懸命になる「宮本君」の姿を通じて、「あ、新入社員も格好いいじゃん」と思い、そこからは自分が「新入社員」であることを楽しめました。

何れにしても「新入社員」という役回りが出来るのも一年だけ、二年目も新入社員というわけにはいかないので悪しからず。

あれ?でもこんなこと書いてたら、なんかもう一回、新入社員したくなってきた!駄目ですかね社長?


(株)フェザンレーヴ さんの投稿 投稿時: